こんにちは、カガクラムです。
今回は、理系大学生が教員免許を取るべきか否かについて、
実際に免許取得に向けて活動中の私が解説していきたいと思います。
なお、大学や地域によっても異なることも多いと思うので、あくまで参考程度で読んでください。
免許の取り方と学部生活の流れ
概要
まずは教員免許の取り方についてですが、
理系大学生は大学で
「教育課程」を修了することで、
卒業時に「教員免許」がもらえます。
実際に先生として働くためには、
働きたい都道府県の
「教員採用試験」を受けて合格する必要があります。
今回は「教員免許取得」までについて解説します。
基本的には、教員免許に必要な単位を全て取得し、
教育実習も無事に終わらせることができれば、
卒業時に「教員免許」をもらえます。
また中学校の免許と高校の免許とは別々であり、
中学の免許を取るためには
高校の免許に必要分+自分の専門外の実験や介護体験などを行う
必要があり、高校の免許よりも取得するのが大変です。
さらに高校理科の免許では各基礎科目
物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎も
自分の専門科目以外に教える可能性があるので、
大学で指定の単位を取得しておく必要もあります。
いつやるの?
私の場合、教職の授業は2回生から始まりました。
私の大学では、
①通常の平日に行われる講義
②前期・後期の土曜日に行われる講義
③夏休みなどの長期休暇に行われる講義
の3つのパターンで教職の講義が行われています。
講義の特徴
どんな講義かというと
本来「教育学部で行われる講義」であり、
普通の理系の講義に比べて、
「グループワーク」がとても多いです。
ですので比較的楽なものが多いですが、
ほぼ毎時間、振り返りレポートが出るものもあります。
理科科目の指導法や、生徒指導、学校運営など、
だいたい合計で30単位ほど、
自身の卒業に必要な分より
追加で取得する必要があります。
内容自体の難易度は
それほど高くはないと感じますが、
レポートを書くのに苦労する印象ですね。
ぶっちゃけ忙しい
教職の講義ですが、
学科の専門科目と同時並行で
行われるため、教職取ってない人より
圧倒的に忙しいです。(講義+レポート)
ですので、教職離脱者も
めちゃくちゃ多いです。
夏休みの集中講義でぽっつりいなくなる、
なんてこともざらに起こります。
しかし土曜日の講義も毎週あるわけではなく、
慣れればなんとかやっていけると思います。
取った方がいいの?
将来数学・理科の教員になりたい方は必ず取りましょう!
大学で取るのが王道です。
私の周りにも将来は教員一択という人がいて、
そのように自分で決めた方は無事取得できると思います。
それ以外の人で一応免許取ろう、
と思っている人も多いと思います。
自分が将来教師として働くのがアリだと思う方は
取りに行っていいと思います。
しんどくなればやめても大丈夫ですから。
まとめ
今回は理系学生が教員免許を
取得するためには、という感じで解説してきました。
教職を取るメリット・デメリットなどについても
次回書いていきたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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